ここ数年、家で仕事をされる方や外出することも少なくなり、家で過ごす時間が増えたことで家具などの購入を考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
できればゆったりと過ごすことができる「くつろぎ感」が欲しいなぁとも考えながらも、どのようにコーディネートするのが良いのか?と悩んでしまうことも。
今回はゆったりくつろぎを感じられるインテリアを作るコツをいくつかご紹介していきたいと思います。
−−Contents−−
コンセプトとなるインテリアテイストを決める
まとまりのある空間を作るため、まずはインテリアのテイストを決めることが重要です。
例えばシックモダンや北欧モダン、ブルックリンテイストなど、インテリアをどのようなテイストでまとめたいかを決めることで、全体的にもまとまりのある空間を作ることができます。
そして何よりあなたが心地よいと思えるテイストを目指すことが大事です。
気持ちに無理することなく、好きでいられると思うテイストを選定しましょう。
落ち着きのあるカラートーンで
色には色相・明度・彩度の3つの属性があり、その中で、明度と彩度を組み合わせた考え方がトーン(色調)になります。明度とは明るさの度合いで彩度は色の強みやあざやかさの度合いになります。
彩度の強みのあるビビッドカラーの組み合わせより、少し彩度の低いグレイッシュ系のカラーやベージュ系の優しいカラーを選定するとより落ち着きのあるコーディネートしやすくなります。なるべく使用する素材のトーンを揃えることでより統一感があり、まとまりのある空間となります。
レイアウトは広めの動線を意識
ゆったりとした空間を作るには動線を広めに取ることが大事になってきます。
特に家族が過ごすリビングやダイニング周りは特に窮屈にならないように動線を意識したいところ。
それには家具の大きさがその空間に合っているかが重要になってきます。
特にソファやダイニングセットなどはスペースの多くを占めるので、動線を意識して選定しましょう。
ソファは低めのゆったりとしたもので
リビングの中心にもなるソファは圧迫感のない低めのタイプのものを選定すると圧迫感もなく部屋全体がゆったりした空間に感じることができるかと思います。
もし空間に余裕があればソファは3人掛のゆったりとできる大きさのものがおすすめです。
それに合わせてコーヒーテーブルの高さも使いやすいものを選定することも忘れずに。
高さのある家具はなるべく壁面側に
高さのある書棚や圧迫感のある家具などは、なるべく壁面の方に配置すると、全体的なバランスも取りやすくなります。
またソファやTVボードなどは逆に背が低くなり、目線の先に見えてくる壁全体の割合が大きくなるので、フォーカルポイントになる位置に背の高い書棚などの家具や絵を飾ることで、よりバランスが取れ、安定感のある空間を作ることができます。
最初に配置を意識しておくのも大切です。
ライティングは間接照明を使って
くつろぎ感を作る手法には、落ち着く明るさを作るというものがあります。
それにはひとつの灯りで明るさを作るのではなく、メインの照明以外にフロアランプやテーブルランプなどを上手に使って、落ち着きのある灯りを作り出すことがポイントになります。
また電球色(オレンジ系の灯り)の色温度が低めの電球を使用することで、温かみのある空間にすることができます。
さらにもし新築やリフォームの場合は調光できる照明を使用して、その時々で好みの明るさに調整することができるように予め設置しておくこともおすすめです。
手元でほんのり灯るランプや灯り部分が炎のように揺れて見えるキャンドル風のランプなども、最近は雑貨ショップなどでも購入できるようになってきたので、そのようなものであれば、工事することなく手軽に落ち着きのある灯りを楽しめますね。
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落ち着くアイテムをプラス
ポイントとなるアイテムをインテリアにプラスすることでアクセントとなり、より空間に落ち着き感を作り上げてくれます。
特に自然を感じさせてくれるようなものは心を和ませてくれるアイテムにもなります。例えば観葉植物やキャンドルの灯りの揺らぎなどは自然が生み出すものでもあり、人はそこに優しさや温かさを感じるものでもあるので、家のアクセントで取り入れてみるのもおすすめです。
まとめ
忙しい日々の中でもお家で過ごす時間はなるべくゆったりとできるスペースでくつろぎ感がほしいと思うものです。
それは家具や照明器具をうまく活用するだけでもその空間を作り出すこともできます。
ぜひ、あなた好みのリラックスできる空間でくつろぎ感を体感してみてください。
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