海辺に映える建物たち
シドニーで見られる
有名建築4選!

シドニー

自然が溢れるオーストラリアで最大の都市であるシドニーは、観光地としても知られていますが、歴史ある建築物とモダンな高層ビルが混ざり合った街並みに加えて世界的な有名なビーチもあり、都会と自然の両方を一緒に楽しめる場所でもあります。

そして何より世界三大美港の1つに選ばれるシドニー湾の魅力を抜きにしては語ることはできません。そんなシドニー湾を中心に見られる建物の魅力をお伝えしていきます。

シドニー・オペラハウス

オペラハウス

シドニーのみならずオーストラリアのシンボルとも言える「シドニー・オペラハウス(Sydney Opera House)

1959年に工事が着工したものの、独創的な形状による構造の難易度により完成はなんとその14年後の1973年。設計者は当時無名だった建築家ヨーン・ウツソンでした。

誰もが1度見たら忘れられないユニークなデザインの建物は、ヨットの帆を思わせる白い屋根が特徴で近代建築としていち早く2007年に世界遺産にも登録されました。

海面に浮かぶように見えるオペラハウスは海面下25mまでコンクリート製の杭が打ち込められ基礎を作っており、屋根部分でもある白いシェル状のものは105万6000枚ものスウェーデン製のタイルで貼られ、その姿が作り出されています。

建物内部ではオペラやクラシックコンサートなど公演が行われる一方、見学ツアーも開催されています。

日本語ツアーもあり、建物内部の造形の美しさも楽しむことができます。


シドニー・オペラハウス(Sydney Opera House)

Bennelong Point, Sydney NSW, Australia

公式サイト https://www.sydneyoperahouse.com/

 

ハーバーブリッジ

ハーバーブリッジ

オペラハウスと並んでシドニー湾を象徴しているのが、「ハーバーブリッジ(Sydney Harbour Bridge)

ハーバーブリッジは全長1149m、幅49m、シングルアーチ橋としてはニューヨークのベイヨン橋についで、第2位の大きさを誇り、その見た目から“古いハンガー”とも呼ばれています。

開通したのは1932年、シドニーの南北を繋ぐ交通の要として重量な役割を果たし、鉄道、自動車道に加えて歩道も設置されており、誰でも無料で歩くことができます。

高さ134mにもなる橋のアーチを登るツアー「ブリッジクライム」はとても人気があり、絶景を見下ろすなど貴重な体験ができるのも魅力のひとつ。

オペラハウスとハーバーブリッジを一緒の写真に撮りたい場合は、ルナパーク近くの“ミルソンズ・ポイント”か、ロイヤル・ボタニック・ガーデンの先にある“ミセス・マッコーリーズ・チェア”がお勧めです。


シドニー・ハーバー・ブリッジ(Sydney Harbour Bridge)

Sydney Harbour Bridge, Sydney NSW, Australia

 

セントメアリー大聖堂

セントメアリー大聖堂

セントメアリー大聖堂(St Mary’s Cathedral)はシドニーの砂岩を用いて作られたネオ・ゴシック建築で、オーストラリアのカトリックコミュニティの中心となっています。

2つの塔を持ちその高さは74 メートル、奥行きも最大で107メートルほどもあります。

1788年にシドニーの植民地化が始まり、イギリスから渡ってきたカトリック信者によりこの礼拝堂が建設されました。

1821年に建設計画が立てられ、1864年に一度、火災で消失しましたが、およそ60年もの年月をかけて1928年に再建され、現在はオーストラリアで最も古いカトリック教会となっています。

建物内は自由に見学でき、イギリス・バーミンガムにある有名なスタジオで制作されたステンドグラスなどがあります。

また結婚式場としても大変人気が高く、日本人芸能人やハリウッドスターもここで結婚式を行っているほど。建物の横にはハイド・パークが広がっており、都会のオアシスとして地元民に愛されています。


セントメアリー大聖堂(St Mary’s Cathedral)

St Mary’s Rd, Sydney NSW, Australia

公式サイト https://www.stmaryscathedral.org.au/

 

QVB(クイーン・ビクトリア・ビルディング)

クイーンビクトリアビルディング

QVBの名で親しまれている「クイーン・ビクトリア・ビルディング(Queen Victoria Building)」は、シドニーを代表する歴史的建造物です。

1898年に、イギリスのビクトリア女王即位50年を記念して建てられました。

以前はコンサートホールとして使用されていましたが、現在はショッピングセンターとして活用されています。

建物内は自然光が降り注ぐ4層の吹き抜け空間が広がり、ドームや階段部分にはステンドグラスがはめ込まれ、柱や階段の手すりなど細かい所にも装飾が施されており豪華な作りとなっています。


QVB クィーン・ビクトリア・ビルディング(Queen Victoria Building)

455 George St & Druitt Street, Sydney NSW, Australia

公式サイト   https://www.qvb.com.au/

 

まとめ

シドニーは自然と都会が混ざり合う魅力溢れる街です。観光はもちろん、都会の中で建築を通して歴史に触れられるのも興味深いところ。街歩きをしながら、その両方を感じ取ってみてください。

 

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